ベランダ兼物置が奇跡のトランスフォーム①
現在は私が別宅(通称ワンダーランド)として使用している祖父母の建てた築5,60年は経つであろう平屋のリビングから外へと続くベランダ兼物置(補修箇所:幅4.2m 奥行き1.3m=5.46m2 今回施工厚は大体30〜40mm程度)を、そうだ!ビスが何千本と余ってる事だし、セルフリフォームしようと思い重い腰を上げた。(ほとんどビスなんて使わないが・・)
ご覧のように、もう破滅的状態。北斗の拳の荒廃した街並みが脳裏に
何年も目を背け続けてきた事実が、ただただそこにある。何故こんなにもほったらかしにしたんだ、と神様からの冷たい視線も存分に感じつつ、
中のごみを引っ張り出し、そして長い間誰からも気にかけられることもなく崩落し放題だった、これまでありがとう、と感謝の念を抱きながらもガラも掃除、ざっくりと桟木でスラブを受ける支保工を
鉄筋より下のコンクリートは完璧なまでにオール崩落。ファンタスティック
もう泣きたくなって来・・・そうなのをぐっとこらえながらもさてどういった工法でやろうかと、私の小さな脳みそは無い知恵を絞ろうとしている
察するにひび割れから雨水等侵入により中性化、鉄筋爆裂、地盤沈下も恐らく重なった上に元々の鉄筋下のかぶり厚もかなり薄く、当時の職人さんがやっちゃってる感アリ
柱、壁は
負けじと破滅的状況。私が昔に詰めた屁のツッパリにもならない補修材が。
やっぱり屁のツッパリにもなっていないようだ。レンガなんて屈折してるし・・・。
夕方の時間帯も相まって、哀愁漂う。というよりも絶望感(遠い目)
とりあえずコンクリート脆弱部のはつりをし、ワイヤーブラシを用い鉄筋のサビ落としをざっくりとやった。のだが、見る見るうちに鉄筋が痩せていく
次回は鉄筋の見直し(流用するのならば、再度入念にケレン。取り替えならば撤去〜新設。それらの考察)
まだまだ下地処理は続く
今回使用した動工具類
桟木4m×6本、45mmビス、電動インパクトドライバー、水平器、ケレンハンマー、ワイヤーブラシ、ノコギリ、土囊袋、ヤッケ、防塵マスク、保護メガネ、万力、他