終わりは始まりなわけで
令和2年11月20日
いつもと変わらない時間に起床し、いつもと変わらない妻が作ってくれるおにぎりと昼の弁当を持ち出勤
普段通りの光景が何故か少しだけ特別に感じる
今日が最後の日だ
思えば22年前、まだクソガキだった私は友人の紹介でここへ来た。こんなにも長く働くなんてね
漢が漢に惚れるというか
今思う。この社長について来て良かった
この会社で働く事ができて良かった
と
色んな事がありすぎて、簡単には言い表せない
だけど
だからこそ
成長できた
何故か普段より色んな人に会えた。お世話になった取引先の方々
おーう、聞いたぞ、今日までなんだってな。この先困ったらすぐに電話してこい!しかし寂しくなるな
と
とても嬉しい言葉を頂いた
そして17:00
1日の仕事を無事に終えた
電話だと涙が出そうになるから申し訳ないがメールにて社長をはじめ同僚へ挨拶
そしてその返信メールを見てまた涙ぐむ
これまでの時間は宝物で、決してお金で買えることの出来ない経験値で
ありがとうございました
この一言以外思いつかないな
家に帰ると妻から労いの言葉と美味しい手料理の数々
家に帰った途端にホッとする。達成感というのかこの気持ちは何とも言えない
終わりは始まりに過ぎない
でも今日くらい
今夜くらい
ゆっくり余韻に浸るのもいい
12月からは完全独立、新しい仲間達との仕事が待っている
しばしの休息と家族とのゆっくりとした時間を存分に味わう
終わりは始まりに過ぎない
前を向いて後ろは振り返らない
これまでの経験を糧に
いばらの道を
ただひたすら突き進もう